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溶接関係

「溶接方法3種」
@融接 接合部分に融解金属を生成又は供給して接合する
A圧接 接合部を加圧した状態でガス炎などにより加熱し局部的に融解又は塑性変形させて 
 接合する
Bろう付 接合される母材は融解しないで別の融解した金属(ろう金属)が接合面のすきま
 に表面張力の作用で吸引され、凝固することによって接合される。

「残留応力」
@溶接は材料を局部的にその材料の溶接温度にまで急激に加熱し、そののち急速に冷却させ
 凝固する熱サイクルを伴う。
A加熱冷却に伴う材料の膨張収縮が他の部分によって拘束される。そのため、溶接中の材料
 には複雑な応力変化が生じ溶接完了後に残留応力が発生する。

「応力除去焼きなまし」
残留応力を生じている部分を高温に適当な時間保持しクリープによる塑性変形によって残留応力を緩和する方法。

「溶接欠陥」
高温割れ クレーター割れ、硫黄割れ、溶接割れ
低温割れ ルート割れ、ビード下割れ、ラメラテア

腐食関係

「異種金属接触腐食」
@湿性(水や土)の腐食環境中で異なる種類の金属が接触していると、電気化学的に卑であ 
 る金属の腐食が促進されること。
A卑である金属がアノード(陽極)、貴である金属がカソード(陰極)となる腐食電池が形成 
 され、アノード側で金属が正のイオンとなって環境中に溶け出す電気化学的反応によって
 腐食が進行するため。
B海中で炭素鋼と銅やステンレス鋼が接触すると炭素鋼の腐食が促進される。
C同じ金属であっても溶接部と母材部の間には同じ原理による腐食を生じ溶接部の腐食が促
 進される。

「応力腐食割れ」
@湿性腐食環境中で応力が作用する環境におかれた金属においてその内部の活性が高い経路
 に沿って溶解が面状に進行して割れが生じる現象。(引っ張り応力のかかった金属材料が
 破断応力以下であるにもかかわらず割れを生じる現象)
A腐食によって生じた水素が金属の内部に侵入し、応力の作用下で水素 下により割れを生
 じる水素 下割れを含めることも多い。

「エロージョン−コロージョン(腐食摩耗)」
@金属の表面に生成する腐食生成物は素地金属を腐食環境から多少とも遮断することにより
 防食に寄与している。
A腐食性流体が高流速であったり乱流を生じるとき、あるいは流体内に固体を含むとき流体
 の衝突や摩擦等の作用により金属表面から腐食生成物を除去し続けると腐食速度が大きく
 なる。
B同じ液体による摩耗と腐食が単独に働いたときの作用よりも大きな損耗を与える。

「浸炭」
 金属がCOや炭化水素を含む高温ガスに接すると金属表面が粗い、ガスの炭素ポテンシャルが高い場合には、遊離した炭素が金属内に新入し(浸炭)金属の炭化物を生成するため鋼等では 下して割れを生じる。CO→C+CO2 C+Fe→Fe3C(セメンタイト)

「水素侵食」
@高温、高圧の水素は鋼を劣化させる。(高温、高水素分圧のとき起きやすい)
A高温、高圧の水素が鋼に接触すると水素が鋼中に侵入し鋼中の炭素成分と反応して鋼を脱
 炭してメタンを生成する。メタンは鋼の結晶粒界に蓄積してその圧力により鋼に亀裂を生 
 じる。
B耐水素侵食性を向上させるためにはCr,Mo,W,V等の安定した炭化物を形成する合金元素 
 を添加する。(使用温度と水素分圧から水素侵食に耐える限度を示したネルソン図を用いる)
「カルボニル腐食」
@高温、高圧の一酸化炭素によるFe,Ni等の鉄族の腐食。
Aこれら鉄族の金属は一酸化炭素と反応してカルボニル化合物を生成する。このカルボニル
 化合物は揮発性のため、常にフレッシュな金属表面に一酸化炭素が触れるので腐食が進行
B水蒸気、圧力がこの腐食を進行させ、150℃以上での使用の場合はCu又はCu合金のライ
 ニングを施すことが有効である。

「孔食」
@局所的に深い侵食を生じる形式の腐食。
A固定された小部分でアノード反応、それ以外の部分でカソード反応が進行する結果生じる。
B炭素鋼ではさびこぶが形成されると、さびこぶの下と周辺部の間に通気差電池が形成され
 孔食が生じる。
Cステンレス鋼の場合は不動態皮膜が局所的に破壊され、その部分をアノード、周辺部分をカソードとす 
 る腐食電池が形成されることによって進行する。

「すきま腐食」
@ステンレス鋼等の不動態皮膜を持つ金属が非金属物質や金属物質と面を接していたり異物が付着していたりすると接触面等にできるすきま部分に局部腐食を生じる。
A主として塩化物イオンの存在下で生じる。

「水素誘起割れ」
硫化物環境では応力が加わっていなくても水素が鋼に侵入し、侵入した原子状の水素が拡散、蓄積して高い圧力を生じ、鋼の内部で小さな割れを生じる。

「湿食」
@金属は水や水溶液に接触することによって腐食する。
Aこのとき金属は水と接触すると以下のように電子を放出してイオンとなるアノード反応(酸化
 反応)を起こし、放出された電子は環境中の電子受容体とのカソード反応(還元反応)によっ
 て消費される。 M→M2++2e-
B鉄の場合、電子受容反応に二つの型があり、腐食環境中のpHに依存する。
水素発生型(非酸化性 pH<4)、酸素消費型(酸化性 pH5〜9)
C防止対策としては水と接触させないか電子受容体となる物質の存在をなくせばよい。

非破壊検査

「放射線透過試験(溶接部の内部)」
@欠陥を含む材料にX線又はγ線を照射し透過後の放射線の強さの差を写真フィルム上に濃 
 淡の像で現し欠陥の有無や形状を検査する試験方法。
A放射線入射方向と直角な面にある微細欠陥、平面的な広がりのある欠陥の検出には不向き。

「超音波深傷試験(内部)」
@非試験体に超音波を入射したとき試験体に欠陥が存在すると入射された超音波は欠陥によって反射又は散乱する。この超音波の反射、散乱から試験体中の欠陥の有無や形状を検査する試験方法。
A放射線に比べて材料中における減衰が少ないために厚肉の材料での検査にも向いている。

「浸透深傷試験(表面)」
@浸透液が赤色のカラーチェックと蛍光性のものに大別され、非試験体の表面に開口している微小な割れなどの肉眼では発見できない材料の表面の微細な欠陥を見やすくする検査法。

「磁粉深傷試験(表面)」
@非試験体を磁化しその表面又はその近くにある欠陥によって漏えいした磁束を強磁性体の 
 微粉末を用いて検出することにより欠陥の位置や形状を知る。
A非磁性材料には適用できない。

熱関係

「発火点」
@系の周囲から系に熱を加えていって発火する最低の温度(℃)。(系に発火源は加えられない)
A系内での燃焼反応による熱発生速度が熱放射速度を上回るときの温度条件。(熱発火理論)
Bその物質に固有のものではなく発火までのプロセスによって異なる。(可燃性ガスでは概ね300〜500℃)
C発火点の数値は防爆電気機器の温度等級に用いられる。

「最小発火エネルギー」
@系に発火源を与えたとき、発火するための最小電気火花エネルギーをジュール単位で表したもの。
 可燃性ガスではこの値は概ね20〜50×10-5J。値が小さいほど発火しやすい。水素2×10-5J、アセチレン3.2×10-5J
 プロパン24×10-5J、n‐ブタン26×10-5J。
A火花電極の間隔により影響され、間隔が極端に狭くなり発火にいたらなくなる限界を消炎距離という。
B混合ガスの組成、温度、圧力、電極の形状等の影響を受け、燃焼のガス組成が完全燃焼組成においてエネルギー値が
 最低になるとは限らず燃料過剰側で最低となる場合もある。
C「安全すきま」は消炎距離より短く、およそ半分かそれ以下である。
 (その火炎が容器のすきまを通って同じ組成のガスが存在する外部へ伝わるかどうか、容器の内部と外部を結ぶすきまの限界値)

「連鎖発火理論」
@熱発火理論では発火の限界を 熱発生速度=熱放散速度 としたのに対して、連鎖発火説では反応をつなぐ活性粒子
 の増加と減少で説明する 活性粒子増加速度=活性粒子消失速度
A燃焼、爆発での活性粒子としてはH、O、OHが主役。
B圧力がかなり低いときなどは温度上昇が起こりにくいので熱発火理論では説明できないためこの理論ができた。

気密保持

「漏れの原因と箇所」
バルブのグランド
 グランドパッキンからの漏れ。施行時の不具合、パッキンの劣化が原因。
圧縮機の回転機軸封部
 長期使用による摩耗、潤滑油の不足、不適合がおもな原因。特にピストンロッドのシール部のようなパッキンとの摺動部には漏れが多い。
フランジ部
 ガスケットの劣化、選定不良、熱によるボルトの伸び及び締付け不足、不良。
溶接接続部
 残留応力があると腐食が促進されたり、応力割れが原因となって漏れる。また異種金属の接触箇所では電位差を生じて腐食が進行したり、膨張係数の差から熱応力が発生して熱疲労割れが起こり漏れる。

「漏れ対策」
・潤滑油(量、質)の適正な管理
・ピストンロッドやシャフトの表面および摩耗状態の適正な管理
・パッキンの材質、加工方法の適正化、適正な選定
・検査、補修の適正な実施
・機器の材質選定、設計の適正化
・操業条件の維持、適正化(圧力、温度を異常な状態で運転しない)

「気密試験」
@漏えい量はピンホールの孔径の4乗に、また圧力差に比例し、孔の長さに反比例。
A石鹸水を用いる気密試験では孔径が10μm程度のピンホールを検知でき、試験圧力が高くなれば孔径1μm程度のピンホールもかすかに判別できる。
B孔径が10μm以下のものに関してはハロゲン漏えい検査、ヘリウム漏えい検査。
C試験は原則として窒素その他の危険性のない圧力の気圧を加えて行う。試験圧力は常用の圧力異常と規定圧力を10分以上保持した時に漏えいを確認する。

「圧縮機」
給油式圧縮機
@気体を圧縮するためにピストンに組み込まれたピストンリングとピストンロッドのシリンダ貫通部に設けたピストンロッドパッキンの二ヶ所で気体漏れを防止する。
Aピストンリングとシリンダ、ピストンロッドパッキンとピストンロッドの接触摺動部分には、潤滑油を供給して気密性を保つとともに摩耗、焼付けを防止する。
無給油式圧縮機
@酸素ガスのように気体の特性から潤滑油を使用できない場合や醸造、食品、薬品の反応操作、計装用空気などのように潤滑油が混入してはならないプロセスに使用される。
Aテフロンリング、カーボンリング式、ラビリンスピストン式、ダイヤフラム式。

火気工事

「管理対象となる火気」
@火炎 溶接、溶断、内燃機関等の工事用火気、工事関係者の暖房用ストーブ
A火花 電動工具等の電気火花、グラインド、たがね、ハンマ等の衝突火花
B高熱物 はんだごて、電熱器、スチームラジエータ、機械工具等の加熱

「事前確認事項」
@工事目的、期間、具体的内容
A火気を使用する箇所の可燃物のパージ、洗浄が終了していること。液だまりがありそうな時はフランジの開放等を行い問題がないことを確認する
B生きているラインに接続している場合、仕切板を挿入するなどして完全に縁切りされていることを確認する
C周囲に引火物、可燃物がないこと。ガス滞留の恐れがある場合はガス検知を実施

「許可条件、注意事項」
@プレハブ作業(下造り作業)は安全な指定場所で行う
A溶接、溶断等の作業では、火花が四散しないような防炎幕、鉄板等を用いて壁を作る
B打撃スパークの防止にはベリリウム銅合金製等の安全工具を使用する
C消火器を用意する
D整理、整頓
E火気使用中の表示、必要に応じてロープ張りなどをして関係者以外の立ち入りを禁止する
F許可した日時、期間、場所以外での火気使用は禁止する

「曹内作業」
@塔槽内部の酸素濃度は18%以上に保持されるよう換気しなければならない
A「槽内作業中」「立入禁止」などの標識を掲げる
B必要に応じて、酸素欠乏作業主任者を選任し監視人を決める


安全弁

「バネ式安全弁」
@円筒コイルばねの力により、弁体をシートに押しつけて気密を保っている。内圧が上昇して設定圧力に達すると内部ガスが弁体を押し上げて吹き出す
A一度作動しても内圧が下がれば弁が閉じて吹き止まる。そのため繰り返し使用できる
B粘着性、固着性の流体には向かない
Cリフトと弁座口の関係で低揚程式、高揚程式、全揚程式の三種類がある
D噴出流体が放出管から全放出される密閉式と一部が弁棒とガイドの隙間から直接大気中に漏れる開放型がある。可燃性ガスには密閉式が使われる
E車両に固定した容器に設ける安全弁としても使われる

「破裂板(ラプチャディスク)」
@内圧が設定圧力以上になると破裂し、内部のガスを排出する。一度作動すると圧力が低下しても吹きどまることがなく運転を停止して新しいものと交換する必要がある
A構造が単純で弁の開き始めから全開までの開放時間が極めて短時間であることから異常圧力の昇音速度が早くバネ式安全弁が不適当な場合に効果的
B取扱、点検が用意で弁座漏れがない
C高粘性や固着性の流体に適している
D防食加工が容易なため腐食性流体に適している
E定期的に破裂板を交換する必要がある

「逃し弁」
@ポンプ及び配管における圧力上昇を防止する場合に設置し、主として液体の圧力上昇分を配管により貯槽やポンプの吸入側に逃がすために使用される
A構造、機能はバネ式安全弁と同様であるが、弁前後の差圧が弁出口側の配管長さや液体の粘度により変わるので、逃がし弁の必要容量を決めるときに配慮が必要である

「自動圧力制御装置」
@高圧ガス設備に流入あるいは流出するガス量を自動的に制御して圧力の異常上昇を防止する
Aこの装置が追従できないような圧力上昇が予想される場合は、バネ式安全弁あるいは破裂板を使用する必要がある
B例としては圧縮機吐出しガスを吸入側に戻すものが挙げられ、この場合吐出し量全量を戻せること、それにより吸入側の圧力が異常上昇しないことが必要である

「溶栓(ヒューズメタル)」
@ビスマス、カドミウム、鉛、スズ等を主成分とする可溶合金が用いられ、容器バルブに取付けられる
A容器中の圧力上昇と温度上昇には一定の関係があるので、設定した圧力に対応した温度以上になった場合、可溶金属が溶けて内部ガスを放出し容器の破壊を防止する
B液封状態だと可溶金属が溶ける前に圧力が異常上昇し、容器の破壊につながるので液封状態にしてはならない

「安全装置を設置する際の圧力区分」
@高圧ガス設備のうち、常用の圧力が相当程度に異なる、または異なるおそれがある区分ごとに分けて(圧力区分)、そこで想定される圧力に対応した設計をして設置する
A圧力を上昇させ、または圧力を有する気体を発生する設備の下流部分(圧縮機、ポンプの吐出し側の下流)
A弁などで遮断される部分で、加熱、化学反応などによって圧力上昇が予想される部分
B減圧弁、または減圧を行う設備では低圧側を高圧側とは別の圧力区分とする
C多段式往復圧縮機の各段
D貯槽
E導管

「所要吹出し量の決定方法(一時間当たりの所要吹出し量)」
@液体ガス 高圧ガス設備が火災などで加熱されその内部の液体ガスが蒸発する量以上の量
A圧縮ガス 導入管内の圧縮ガスの流速を用いて計算した数値
Bポンプ、圧縮機 一時間当たりの吐出し量

「バネ式安全弁の選定」
@使用条件、作動条件のほか、取付け位置、構造、材料、口径を明確にする
A算出式により、規定吹出し量が所要吹出し量以上となることが必要
B液体ガスの体積が当該高圧ガス設備などの内容積の98%に膨張することとなる温度に対応する内部の圧力で作動することが必要

「バネ式安全弁の取付方法」(重要)
@目視点検が簡単な位置に、弁軸を垂直方向にして取付ける
A弁の入口配管は機器本体もしくは配管上部から取出し、異物による安全弁の作動を妨げないようにする
B入口配管は、弁の呼び径と同じかそれ以上の配管としポケットを設けない
C入口配管での圧力損失はできるだけ小さくする
Dガスを大気中に放出する場合は通路や着火源となるものに向けない
E弁を取付ける架台は吹き出し時の反力に耐えるようにする
F出口配管をフレアーシステムにつなげる場合、出口配管にポケットや絞り部を設けず、また出口配管での圧力損失は規定吹き出し量算出式における背圧に見合う値以上にしない

「逃し弁」
 吐出配管の長さや液体の粘度に応じて逃し弁本体に加わる差圧が変わるので逃し弁容量算出時にこれを考慮する必要がある

安全計装

「フール・プルーフ」
@人間の行動には多かれ少なかれ間違いをおかす場合があり、こうした操作ミスを起こさな
 いように設計することをいう。
Aインターロックシステム プラントのスタート押しボタンなどが間違って操作されても所定の条件が
 そろわないとプラントが動き出さないようにするシステム。
B計装機器のフールプルーフ 切り替えスイッチや押しボタンの色を変えたりカバーをつ
 けて誤操作を防いだり、配列を操作順にするといった配慮。

「フェイル・セーフ」
@機器や設備に異常、故障が生じたとき、装置を安全な方向に停止させること。
A電源等の駆動源の喪失があった場合調節弁はプラントが安全側になるように全開又は全閉
 するように設計する。
B断線などにより信号が喪失すると調節計は例えば圧力が低いと判断して圧力を上げるよう 
 に調節する。フェイルセーフにするには調節計入力信号を逆特性にする。
C警報機は入力信号の異常条件を受けてリレーが働き警報を出すが、このとき平常時励磁、
 異常時非励磁としておけば断線等の異常を直ちに発見できる。

「冗長システム」
@計装機器の信頼性は上がってきているが、やはり絶対に故障しないという保証はない。そ
 こでシステムとしての信頼性を上げるためには、冗長性を持たせる必要がある。
A二重化システム 同一機器のものを二重に設置するもの、例えば計装用動力源(電源、空気)
 は必ず予備システムを持つのが普通である。
Bn out of m システム m個の機器のうちn個が異常となった時はじめてシステムが異常と判断す
 るシステム。運転中にテストができ便利である、信頼性に効果があり、重要なインターロックシステムの検
 出端に用いられることが多い。

「防爆構造」
 電気設備を設置しようとする時はなるべく非危険場所に設置するように検討する。やむを得ず危険場所に設置する時には必要最小限にとどめる。
@設置場所に存在する可燃性ガス、液体の蒸気の種類、発火温度、最小点火電流などについて
 調査し分類する。
A危険を検討し、0種場所、1種場所、2種場所のいずれに該当するかを決定する。
B適正な防爆構造の電気機器及び電気配線方法を選定する。
C電気室、現場計器室などは内圧室とする。

「防爆構造の考えかた」
@電気機器に防爆性を持たせるには、点火源の防爆的隔離、電気機器の安全度の増強、点火  
 能力の本質的抑制。
A耐圧防爆構造、油入防爆構造、内圧防爆構造、安全増防爆構造、本質安全防爆構造、特殊
 防爆構造。

圧力計

「U字管圧力計」(液体圧力計)
@U字型にガラス管を曲げたものに液体(水、水銀)を入れ圧力差を測定するもの。
A簡単な構造で低圧力の測定に用いられる。
B凾o=P2-P1=ρgh

「重鐘型(分銅式)圧力計」(液体圧力計)
@ラムに重鐘を乗せ、ハンドルを回すとピストンは油を圧縮し、ラムと重鐘が浮き上がり測ろうとする圧力との釣り合いから圧力が分かる。
A精度が高くブルドン管圧力計の検定、検査に用いられる。
BP=mg/A (Pa)

「ブルドン管圧力計」(弾性圧力計)
@高圧ガス製造設備に最も広く用いられている。
A正のゲージ圧力を測定するものを圧力計、負のゲージ圧力を測定するものを真空計、正お
 よび負のゲージ圧力を測定するものを連成計。
B断面が円形、だ円形などの金属管を円形に曲げたものであるが、その一端を圧力を導入す
 る部分に固定し、他端を閉じて自由に動けるようにしてセクターなどの拡大機構および指
 針、目盛版などを設けたもの。
Cブルドン管に圧力を加えると管の断面は円形に近づき、管の自由端は圧力にほぼ比例して全
 体が一直線になるようう外側に変位する。この変位は極めて小さいため拡大機構で拡大し
 目盛板状の指針の位置で圧力を読み取る。
D低圧用には黄銅、リン青銅。高圧用には炭素鋼、ステンレス鋼。
E取付け場所の周囲条件によって密閉した構造の密閉式、保護装置のある保安形、耐熱形、
 耐震形のものもある。
Fブルドン管内に液体が入るため腐食性、粘土の高いものは測定できない。

「隔膜式(ダイヤフラム)圧力計」(弾性圧力計)
@腐食性流体、高粘度流体またはスラリーなどの圧力測定に用いられる。
A金属製の薄版(低圧ではゴムなど)を波形としたもの(ダイヤフラム)を用い、ダイヤフラムに圧力が加わるとたわむのでこの変位を圧力として読み取る。
B受圧面積が広いので感度が高く低圧の測定に適している。
Cゴミなどによる閉塞が少ない、耐食性材料によって耐食性を持たせることができる。

「抵抗線式圧力計」(電気式圧力計)
@金属の電気抵抗が圧力によるひずみによってわずかではあるが変化することを利用して圧
 を測定する。
A高圧力の測定に適している。(2GPa程度まで)

「圧電式圧力計」(電気式圧力計)
@水晶などの結晶の切片に両面から圧力を加えると圧力に比例した起電力が生じる。
A応答速度が極めて速く変動圧の測定に適している。

金属材料

「鋼」
 鋼は大きく分けて二種類、一つは合金元素が炭素で、その含有量が0.02〜2%の範囲のもの。もう一つはCr,Mo,Ni,Cuなどを添加した合金。

「普通鋼」
 熱間圧延または焼きならしもしくは焼きなました状態で使用されている鋼の通称であって、引張強さが600MPa未満、C量は通常0.3%以下である

「特殊鋼」
 引張強さが600MPa以上の鋼、C量0.6%以上の炭素鋼、ギルド鋼などが含まれる。圧延後焼入れ、焼きもどしにより約600MPa以上の強度を得た高張力鋼、機械構造用炭素鋼など

「SH‐CCT図(連続冷却曲線)」
 冷却速度が遅くなるにつれて硬さ、引張強さなどは低下するが、一般に伸びは改善される。高圧または大型で板厚が厚くなると冷却速度が遅くなるので強度を得にくく、合金元素を添加した鋼が用いられる

「焼きならし」
 オーステナイト領域に加熱した後に静かな大気中で空冷する操作で、焼き入れに比べて冷却速度は遅い。結晶粒の微細化、炭化物の調整、内部応力の除去を目的に行われる

「焼きなまし」
 鋼を共折変態温度以下、実用的には炭素鋼で約600℃に加熱保持したのち、十分に時間をかけ、緩やかな速度で冷却する操作である。残留応力の除去、鋼の軟化、加工性の改善、機械的性質の改良などを目的にする

「焼入れ」
 オーステナイト域に加熱した後に冷却して硬化させる熱処理。焼きならしと冷却速度が大きく異なる。マルテンサイト組織となり硬化する。また内部応力が残留する

「焼きもどし」
 焼入れした鋼を共折変態温度以下の領域で再加熱する操作。硬度調整、焼入れによって生じた内部応力の除去を目的に行う。焼き入れたままの材料を用いることはなく、必ず焼きもどしが行われる

遠心式圧縮機

「往復式圧縮機との違い」
@吐出し圧力の増減による吐出し風量の変化が非常に大きい
A圧力は速度比の2乗に、所要動力は3乗に比例
Bサージング現象がある

「サージング」
 ある風量に対しては一定の圧力で運転されるが、吐出し側の抵抗が大きくなると風量が減少し、右上がりの特性の風量まで減少すると吐出し圧力が振動し管内の気柱も振動することによって不安定な運転状態となる。

「サージング対策」
@気体放出
 低風量時に気体の一部を放出するか吸引側に戻し、圧縮機内を流れる風量をサージングの起きない領域に抑える。
A回転数を変化させる
 原動機の回転数の変化のみでサージングを防止する

「主軸」
@回転数が一時危険回転数より小さいものを剛性軸、大きいものをたわみ軸
A高速多段圧縮ではたわみ軸とすることが多い。回転数をn、危険回転数をncとすると、剛性軸ではnc≧1.3n、たわみ軸では1.3nc1≦n≦0.7nc2とするのがよい
Bたわみ軸で設計されたときは危険回転数を明示し、起動、回転数変化に対して安全に運転が継続できるように注意が必要

「軸受け」
 軸受けのバネ特性は主軸の危険回転数を左右し、圧縮機の振動発生の原因となるため軸受箱は剛性の高い構造とするとともに、軸受と軸との隙間、給油位置、給油圧力、給油量を適当なものとする

「軸封装置」
@ケーシング(箱?)内部の漏れ
 1.バランスピストン
 2.ダイヤフラムブッシュ(ダイヤフラム=羽根車より出た気体が次に羽根車に吸い込まれるまでの通路)
 3.羽根車入口部
Aケーシング外部への漏れ
 4.軸がケーシングを貫通する部分
1から3まではラビリンスシールが用いられ、4も気体に危険性がない場合はラビリンスシール、危険性がある場合はオイルフィルムシールが用いられる
Bラビリンスには耐食性がよく、軸より柔らかく、間隔を小さくして接触しても焼付けを生じない材質が選ばれる
Cオイルフィルムシール 軸とのわずかの隙間を保って取付けられている2個のフロートリングの間に、気体の圧力よりやや高い圧力の油を圧入して漏えいを防止する

ポンプ

「遠心ポンプのキャビテーション」
@液体中にその液温の蒸気圧より低い部分が生じて液体が蒸発し、小さな気泡が生成消失を繰り返す現象で騒音、振動を発生するとともにエロージョンを生じる
Aポンプでは羽根車入口で最も圧力が低くなるのでこの部分にキャビテーションを生じやすい

「有効吸込揚程(NPSH)」
@ポンプの吸込口における全圧力がその液温における蒸気圧よりどれだけ高いかを示す値
Aキャビテーション発生に対する吸込揚程の状態を示す値。ポンプがキャビテーションを起こさないために必要な水頭を必要NPSHと呼ぶ

「グランドパッキン」
@四角断面のコイル状パッキンをパッキン箱の中に詰め込み、軸と摺動しながら気体の漏えいを防止する
A可燃性、毒性の液体を取り扱うポンプでは軸封性のよいメカニカルシールが使用される。軸の振れや振動があると軸封性能が大幅に低下する

「ヒューマンエラー対策」
運転条件変更などの徹底、交代引継ぎ、非定常作業、誤作動防止手法の活用、新入社員または配転社員に対する教育・訓練、作業者の健康管理、小さな異常の報告

「合金元素」
@炭素
 炭素数の倍加に比例して、降伏点、引張強さ、硬度が上昇する反面、伸び、絞りが低下する。炭素は溶接には有害(溶接部の延性、耐割れ感受性が劣化)
Aクロム
 高温強度が高く、耐酸化性が良好なためモリブデンとの組合せで400〜650℃の温度範囲で用いられる耐熱鋼の成分となっている。溶接性に関してはクロムの含有量の増加とともに溶接熱影響部を硬化させ、耐割れ感受性を減少させる
Bモリブデン
 クロムとともに高温用鋼に用いられる。耐熱クロム鋼に添加すると鋼の耐水素侵食性が向上する

「シャルピー衝撃試験」
@片欠き試験片の背面を振り子のハンマで衝撃して、曲げモーメントによって破壊させる。ハンマの最初の振り上げ角と試験片を破壊した後の降り上げ角に対応する位置のエネルギーの差から破壊に要した試験片の吸収エネルギーを算出する
A吸収エネルギーは機器の設計規格の要求値以上でなくてはならない。機器の最低使用温度は延性- 性遷移温度以上でなければならない
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